collaboration with かごしま深海魚研究会

ボウズコンニャク

なんてヘンテコな名前の魚なんでしょうか。全長は20cmほど。たいして大きくもなく、体は真っ黒、おまけにまとまって網に入ることがない、漁師さんにとっては“役に立たない魚”。ところがなんのなんの、この魚は知る人ぞ知る、深海の逸材なんです。脂ののりはアカムツ(のどぐろ)に負けません。イボダイに近いしっかりとした歯触り。かごしま深海魚研究会お墨付きの絶品うんまか深海魚です。炙りがおすすめのこの魚は近い将来、高級魚の仲間入りすること間違いなし。安く食べるなら今のうちですよ!

■分類
スズキ目エボシダイ科
■学名
Cubiceps whiteleggii
肴図鑑
大富潤 鹿児島大学水産学部 教授  かごしま深海魚研究会 代表
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